2013年03月28日

調査14・ちかてつそば 方南町店

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ちかてつそば 方南町店
東京都杉並区方南2-12 地下鉄方南町駅2番出口
コロッケそば=370円
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コロッケそばのあるいい感じの立ち食いそばやさんないですかね、と友人に聞いたら教えてくれたお店です。
中野坂上に髪切りに行くついでに方南町まで足をのばしてみました。

方南町。小学生の頃自転車で鉄道模型店に通って以来かもしれません。

ちかてつそば方南町店。方南町駅の2番出口、環七じゃないほうのより渋い出口を出たすぐのところにあります。

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とっても狭いですよ。狭い店内に狭いカウンターで4人がやっとくらい。厨房とカウンタースペース含めて全部で四畳半切るかもしれません。
でも、とてもいい感じ。手書きの張り紙がびっしり。こういう店構えは期待が高まります。

地下鉄そばっていうくらいなので、東京メトロと関係あるのかなと思って調べたところ、いちおうメトロフードサービスのサービスみたいです。
みたいです、というのは、会社の沿革にも現在の店舗展開にも載ってないんです。

メトロフードサービス 沿革

最初にちかてつそば門前仲町店ができて、その後東陽町店ができて、じゃあ方南町店はいつできたんだろう、ってところがぜんぜんわかりません。もしかしたら、もはや契約は切れてるけど長年親しまれた店名なのでそのまま、みたいなケースの可能性もありますね。

とりあえず、期待しつつコロッケそばを注文。


「四畳半コロッケ蕎麦大全」

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いい感じの佇まいです。箸立てがタイガー。カウンターはすごく狭いです。
青菜の類もわかめもありません。濃いからいつゆとゆで麺とコロッケ。シンプル。
他のサイトとかで「つゆが熱め」とありましたが、そんなに感じませんでした。でもまああつあつだったかな。
なにしろコロッケにしか興味がないもので。。。

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コロッケは家庭的なタイプ。西荻窪の笠置そばのおねえさんが「そばに合わなくてダメ」って話してたヤツです。
衣は普通にさっくり揚がっていて、中はミックスベジときめ細かいおいも。衣はどんどんはがれてきます。
なもんで、最初に出された時点ではコロッケ上部はまだ水没していませんね。

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ふわっとさっくり。衣もはがれる。急いで食べます。やはりちょっとつゆが熱めなせいもあって、コロッケが先に食べ終わっちゃう感じ。久しぶりに溶けるコロッケそばです。コロッケを大半食べ終わったあと、ゆっくり麺とつゆを戴きます。意外とコロッケの香ばしい部分がつゆに残っていて、なかなかいい感じ。たまには溶ける系もいいですね。

このお店、いろいろ楽しかったです。天ぷらがすごく充実してます。天ぷらも家庭的なタイプ。種類も豊富。もう少しおなかが空いていたら、コロッケ以外もトッピングしたかったです。

あと、気になったのが店員さん。この狭い厨房にふたりいらしたのですが、ひとりが「俺、ギターのリペア工房で40年マスタービルダーやってますけど」的なおじさん。もうひとりは若い女性で「あたしは渋谷のクラブとかでサックスソロ定期的にやってますんで」みたいな、妙におしゃれで骨がある感じ(ハットかぶってました)。どういういきさつでこのふたりが店員なのか、さっぱりわかりませんでした。他のブログでは「おばさんがひとりでやっていた」という話もありましたので、その3人がご家族なのかもしれない、とちょっと想像しました。

その他、張り紙が気になります。

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朝早いぶん、夜は早めに閉まりますね。まわりの商店街もそんな感じだったので、これが方南町タイムなんでしょうね。

あとけっこうあちこちに貼ってあったのですが、

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「お薦め!ぬるいそば」「ぬるそばあります」とあちこちに貼ってありました。確かにちょっとつゆがあつあつなので、急いで食べる人には少しぬるいといいかもですね。

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地下鉄出口の反対側、商店街側はこんな感じになってました。なるほど、家庭的な天ぷらが売りなのも納得。実際、とおりすがる奥様が、天ぷらだけ買って帰ったりしてました。こういう地域密着感もいいかもですね。

○総評 ★★★☆☆
方南町だからこそ成り立つ感じ。大手町ではこの感じは出せません。街に後押しされた家庭的立ち食いという事で★1こ追加です。次回は天ぷら食べたいです。



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posted by こそぶろ at 03:16| 調査

2013年03月13日

調査13・立ち喰いそば 新橋駅ポンヌッフ店

DATA-----------------
立ち喰いそば 新橋駅ポンヌッフ店
東京都港区新橋2-17-14
コロッケそば=360円
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健康診断の指定クリニックがお台場だったので、
帰りに久しぶりに平日昼間の新橋に来ました。

「胃カメラの麻酔が14時ころ醒めますので、その後に胃にやさしいものを食べてください」と言われたので、新橋で下車してお茶漬け専門店にでも行こうかなと思っていたのですが15時近かったので諦め。ふと以前からポンヌッフが気になっていたのを思い出しました。

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だいじょうぶ、そばもコロッケも胃にやさしい!(ダメです)


「ダンキン・コロッケ」

パリのpont neufは「新しい橋」と言いながら
パリではいちばん古い橋だとか。
久しぶりに来た新橋もいろいろ懐かしいです。
迷わずコロッケそばを注文。ゆで麺なのですぐに来ます。

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ルックスは優等生コロッケそばですね。
器が浅く平べったいタイプです。

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この器のおかげで、水没による衣の崩壊が少し抑えられます。
食べやすそうです。

コロッケを箸で切ってみます。しっかり固く詰まっていてなかなか切れません。
しかし衣はほどよくほろほろに、大きめの塊から少しづつつゆに溶けています。
コロッケの具は大きめおいもゴロゴロタイプで、とても美味しく戴けます。
衣ふんわり、おいもほっくり。個性が立っていて楽しい。

ここでふと気になりました。具はこんなにしっかりなのに
衣はどうしてこんなにふわふわなのか。
そんなにすぐに溶けてしまいそうな緩い衣ではなく、しっかり揚がっています。

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他のブログやサイトを調べてわかりました。
わたしは見落としていたのですが、このお店は
麺が茹で上がってセットアップの時、
揚げ物を一度つゆに漬けてから載せるんだそうです。
普通にしっかりした衣につゆが染みて、
盛り付けた時につゆに香ばしさがうつりやすいみたい。
Dunk In croquetteって事です。

コロッケの一口めの感想は「味が深くて美味しい!」でした。
たぶんこの一工程がかなり影響していますね。

こう書くといかにも衣が溶けてなくなってしまいそうですが、
溶けるのは表面の大きめの衣が少し。
基本的にはしっかり具をラップして、最後まで美味しく戴けます。

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しかし大胆な店名だなぁ。
その名のとおり、懐かしいながら新しい発見のある良物件でした。

ほんとはこの後、名前つながりでカフェ・ポンヌフでお茶しようと思っていたのですが、さすがに準備中でした。みんながナポリタン食べる中、ミルクとか飲んでるのも野暮ですしね。


○総評 ★★★★☆
スタンダードなおそばですね。ゆで麺使用。つゆも少し濃い目の関東立ち喰い味。
あちこちのサイトやブログで「甘い」「辛い」とさまざまな感想がありますが
根っからの関東育ちのわたしにはちょうど良かったです。
揚げ物を漬ける工程が、つゆの濃さを生かしていて全体の風味もアップしています。新橋のおじさんたちに揉まれて流石の貫禄でした。
5〜27時っていう営業時間もすごい。思い立ったらいつでも開いてる案心感ですね。



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posted by こそぶろ at 03:01| 調査