2012年01月17日

調査5・新角 有楽町店

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立喰 新角 有楽町店
コロッケそば=370円
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珍しく銀座で呑んだ帰りに偶然見つけて飛び込みで入りました。
有楽町の無印良品から東京国際フォーラムに向かうJRのガードをくぐったあたり。
新角(しんかく)と読むそうです。

「ラーメンベース」

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入り口で気になったのはやたら「ラーメン」推しなこと。
帰って調べるとどうやらここは立喰いラーメン店として認知されていて
お客さんはみなラーメンを注文するらしいです。

店内はガード下の厳しい立地を反映して、
田舎の温泉旅館が建て増しで遠くに作った露天風呂に向かうための
無理矢理作った通路みたいな感じ(一般性のない例えで恐縮です)。

脇目も振らずコロッケそばを注文。

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懐かしい感じの可もなく不可もないルックス。
ネギの分量も丁度よし。
コロッケも冷凍ですが、角が立っていて固そうなので液状化に強そう。
そこそこ厚みのあるコロッケでした。

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※今回は携帯写真でボケボケですすみません。

食べてみて最初に感じたのは「昭和っぽい、子供の頃食べた立ち喰いの味」。
特別旨いでもなく、不味くて食べられないでもなく。
個人的には、立喰いは「コロッケをそばつゆで食べる店」だと思っているので
給食のソフトめんみたいな麺もぜんぜん問題ありません。

が、食べ進むうちに違和感。なんかつゆがすっぱい。
珍しくゆつを残してしまいました。
考えたらここはラーメンメインのお店なので、
普通の日本そばとは違うつゆの作り方なのかもしれません。


○総評 ★☆☆☆☆
考えてみたら、このお店は「コロッケラーメン」が食べられるとても貴重なお店なので、
次回は「コロッケラブログ」として、コロッケラーメンを注文してみたいと思います。
コロッケラーメンに期待して★ひとつ。


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※コメントについて
あまりにスパムがひどいのでコメント欄を閉じさせて戴きました。
あたたかいコメントをくださったコロッケそばファンの皆さま
ありがとうございました。
posted by こそぶろ at 12:08| Comment(0) | 調査

2011年05月17日

調査3・そば処 武田 春日店

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そば処 武田 春日店 文京区春日町交差点そば
牛肉コロッケそば 360円
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「コロッケメガフロート」

後楽園近く、音楽系専門学校至近の立地。
以前から同じ場所で立食いそば店が営業されていたが、
最近(ここ2〜3年くらいだろうか)に現在の「そば処 武田」となった。
麺は箱からゆで麺が出てくるが、つゆは自家製、
トッピング類も自家製との事。
新宿御苑、門前仲町にも同店名の店があるので、
FCかVCではないかと思われる。

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コロッケは「牛肉コロッケ」と品書きのとおり、
粘度の高いポテトペーストに牛っぽい挽肉がそこそこブレンドされている。
通常サイズの小判型だが、厚みが通常の1.4〜1.5倍程度。
衣はさっくりザラザラと気持ちよく揚がっているが結合はさほど強くなく、
食べ進めるうち、部分的に剥離をはじめる。
ポテトペーストは粘度は高いが融解のしきい値が若干低いように感じた(後述)。

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この店の特徴として、全品蕎麦が自動的に大盛りである。
通常の1.3〜1.4倍はあるのではないだろうか。
このため、コロッケフロート下部は常にそば棚で支えられている状態。
食べ進める間のおよそ4/5は支えられている。
このため、この店のコロッケフロートは
一般的なポツヌーン型というよりもセミサブ型(豊富なそばが脚の働きをする)に
近いのではないかと私は考える。

これは実際、食べ進めるうちにその効果を実感できる。
大量の麺と格闘する間、コロッケフロートは常に揺れ(弾性運動)ているが、
箸を入れ解体中途段階であるにもかかわらず、大半はその形状を維持しており、
前述の表面衣の剥離、ペースト土壌の液状化、融解は
後半に集中している。

そば残量が1/5程度になった頃から、コロッケははじめてフル・フロート状態になるが、
そこから一気に崩落・融解が進行する。
コロッケ最後のひと口(全面積の1/6程度)となる頃には
土壌の液状化が止まらず表面剥離も顕著で
崩落に注意しながら早急に且つ慎重に引き上げる必要があった。

辛すぎずまろやかなつゆの効果もあり、最後まで美味しく戴いたのだが
つゆ海最後の海水の中には、融解した土壌の破片や剥離した表面構造体など
おおくの資材が沈殿しており、フロート強度の問題が浮き彫りとなった。


○総評 ★★★☆☆
自家製コロッケは舌触りと強度がトレードオフの関係となる事が多いが、
正にその問題に直面した案件であった。
この店ではそば棚(脚)を最大限利用することにより、
手作り的な舌触りを残しつつある程度崩壊も防ぐという対策がなされ、
その点は好感が持てた。


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posted by こそぶろ at 21:26| Comment(78) | 調査

2011年05月10日

調査2・利根そば 神保町店

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利根そば 神保町
コロッケそば 330円
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「C.O.D (Croquette or Die)」

神保町交差点そばで古くから営業している立ち食いそば屋さん。
久しぶりに伺うと、壁に店主からの「ひとりよがりなつぶやき」なる紙が貼ってあった。
そばとつゆを微妙に変更したとの事。
そばは蕎麦粉55%、つなぎ粉45%で、程よくのびない風味に仕上がったとの事。

さてコロッケそばである。
衣はふんわり柔らかめの小判型。
中身はミックスベジタブルがブレンドされた、きめの細かいポテト。
浮いた状態で出てくるが、出てきた時点で衣は半分ほど浸水している。
衣はやわらかいが表面の結合性が高く、一部を解体するまで内部には浸水しない。
味はあっさりとして、脂分もしっかりと切ってあり、さらりと食べられる。

コロッケの一口めを少し切り取る。やわらかい内部だが、つゆに溶け出すような事はなく、
浸水・沈没もない。

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コロッケ以外に着目しない当ブログだが、そば・器についても少し。
この店の器は浅めで、細めでそば粉色の麺がたっぷり入っており、
コロッケフロートは「そば棚」の上に乗っている状態である。
そばを食べ進めるうち、次第につゆ海に着水し、全フロート状態となる。
つまり、食べる間の2/3程度は、コロッケフロートはそば棚の上で安定した状態にあり、
完食までコロッケの状態をあまり気にせず安心して食べ進める事ができる。

そば棚は食べ進めると共に常に振動を伴うため、
振動による繰り返し剪断によって液状化が懸念されたが、
コロッケフロート自体、内部の適度な粘度とやわらかいながら適度に結合性の高い衣によって、安定状態は常に保たれた。

店によっては、かき揚げ等で具にこだわりすぎるあまり、
着水時に己の形態を保持できず瓦解するケースがままあるが、
そういった事態を未然に防ぐためのこの器のチョイスではないかと思われる。

○総評 ★★★★☆
店オリジナル作成と思われるコロッケは非常に工作精度が高い。
下手をすると内部ポテトペーストの有効応力を減少しかねないミックスベジタブルの採用も、高い技術力により液状化を防いでいる。
フロート設置のためのそば棚や浅い器の採用も、全体のレベルを高めている。
コロッケ自体の仕上りは高いが、味や食感があっさりし過ぎているのが難点。



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posted by こそぶろ at 02:42| 調査

2011年03月25日

調査1・ゆで太郎 本郷店

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ゆで太郎 本郷店
かけそば260+コロッケ50=310円
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そば不毛の本郷三丁目にあるFC店。
コロッケはセパレート式で別皿に出てくる。
衣は均一で薄め、ポテトメインできめこまかい、機械製ぽいディスク型。
つゆ海に着水したとたん衣に浸水が広がるがしっかり浮いている。
すこしづつフロートを箸で分離、断面からコロッケ土壌内部に浸水を始めるが芯はしっかりしており崩落、沈没の心配はない模様。

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しかし分離を進めフロート面積が4分の1を切るあたりから、質量に対して断面積が大きくなり液状化が始まる。浮力を保てなくなり水面には衣の表面がかろうじて見える程度。
結合の弱いポテトペーストは急速に有効応力が減少し、着水部分からつゆ海に溶け出す。

○総評 ★★☆☆☆
いわゆるFC店的でこれといった特徴はない。スープ、麺、コロッケとも興味がもてなかった。


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posted by こそぶろ at 02:35| 調査